偏心ボルト・偏心ネジの材質と加工方法のポイント
名称 | 偏心ボルト・偏心ネジ |
---|---|
業界 | 産業機械 |
ロット | 数千個/lot~数十万個/lotに対応 |
材質 | ステンレス |
特注偏心ネジの特徴 | 1.自社で切削工程を請け負うことで形状・精度・品質面でのバランスを考慮し、最適なコストでの提案が可能
2.ねじメーカー・締結部品メーカーよりも加工における知見があり、加工方法からコストダウン提案 3.ストレートな穴加工の品質はもちろん、①特殊なネジ山 ②ネジ穴 ③材質 ④数量まで特注真空装置用ネジの製作に対応 |
偏心ボルトとは? | 偏心ネジとは、締結部品の中でも真空環境が必要となる装置の1部品として利用される真空装置ネジのことを指します。その特徴とは、ネジの中心にストレートの細穴が加工されていることが挙げられます。
真空装置を使用する際は空気をなくすことから、装置内は外気と比較して減圧状態となります。減圧状態とは冷却状態のことを指し、周りと比較して装置周辺の空間が冷えることになります。 そのため、真空装置内のある特定箇所にのみ空気が残っていると、空気中の水滴が残り、錆の原因となってしまいます。 このような環境下で使用される真空装置ネジには、錆対策のために主にステンレス材が選定されています。さらに、真空装置ネジの中心にストレートの穴加工を施すことで、締結部品と締め付けを行う相手部品との間にある空気層をなくして装置内部を真空環境とするように工夫されています。 現在の科学技術の発展は目覚ましく、真空などの特殊な環境下で何かしらの作業を行うというのが、最先端の科学分野では常識になりつつあります。 その中で当社では、お客様が作り出したい真空環境に合わせた真空装置ネジの提供が可能となっています。また当社は、研究開発ニーズに当たる単品・小ロットのネジ成型・加工はもちろんのこと、民生化や市販品となった際に必要となる量産工程のコストダウンにも協力いたします。 お困りの真空装置の特注ネジがございましたら、当社にお問い合わせください。 >>>偏心ネジの製作事例はこちら >>>真空装置ネジの製作事例はこちら |
特注化が可能な理由 | 特殊ネジ・リベット製造.comが偏心ネジの特注化を可能としている理由は、次の3点です。
1. 当社がお客様に提供している脱落防止ネジの全てが、自社で特注ネジ・特殊ネジのトータルコーディネート機能を持っているため。 2. 「材料 ⇒ 一次加工 ⇒ 成型 ⇒ 追加工 ⇒ メッキ」までを一貫対応して提供することが可能であるため。 3. 自社で自動盤と呼ばれる加工機を保有し、ネジ成型において必須といえる冷間鍛造(冷間圧造)と自動盤による追加工とする成型部分を、コスト面・品質面・仕上がり精度の観点から検討し、最適な工程組み提案が可能となっているため。 多くの場合、締結部品というのは、メーカーから図面通りに加工をするように丸投げされます。また、一般的なネジメーカーが対応可能な価値提供はコストやデリバリー面にとどまります。 しかし、当社に発注いただけましたら、コストダウン提案ありきでの製作となるため、お客様に対してコスト面・品質面で確実なメリットを提供いたします。 偏心ネジに関するコストダウン・特注偏心ネジの製作を検討されていましたら、特殊ネジ・リベット製造.comにお問い合わせください。 >>>お問合せはこちら |
※画像をクリックすると、拡大します。