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技術コラム

SUSXM7ねじとは?SUS304と比較したメリット・デメリット

名称と用途
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特殊ネジ・リベット製造.COMでは、各種ネジ・ボルト・ピンといった締結部品の製造に関する基礎知識をご紹介しています。こちらの記事では、SUSXM7ねじについて、種類や用途、当社での製品事例、コストダウンのポイントをご紹介します!

SUSXM7ねじとは?

SUSXM7ねじとは、ステンレスの中でも「SUSXM7」と呼ばれるステンレスを用いて作られるねじのことです。ステンレスネジに使われる素材としてSUS304は有名ですが、次によく用いられるステンレス素材がSUSXM7です。

SUSXM7ねじの特徴について SUS304を用いたねじと比較したメリット・デメリット

SUSXM7ねじは、SUS304と比べて加工しやすいことが大きな特徴でありメリットです。 どちらもオーステナイト系のステンレス(主成分にクロムとニッケルを含むステンレス、耐蝕性に優れる)ですが、SUSXM7はSUS304に「銅」を添加して冷間加工性を向上させております。

SUS304は耐食性に優れた素材ですが、冷間加工性が良くないというデメリットがあります。 そのため、SUS304は加工硬化が発生し、「割れ」や「欠け」が発生することもあります。また、金型等の工具寿命にも影響を及ぼします。

そこで、柔らかい金属の銅(Cu)をSUS304に添加して加工硬化性を抑え冷間加工しやすくしたステンレス鋼がSUSXM7です。 一方で、耐食性や強度はSUS304とそん色ありません。

SUS304とSUSXM7の成分を式で表すと以下のようになります。

SUS304 =鉄(Fe)+クロム(Cr)18% + ニッケル(Ni)8%
SUSXM7=鉄(Fe)+クロム(Cr)18% +ニッケル(Ni)9%+銅(Cu)3%
SUSXM7のデメリットとして、SUS304に銅を添加する必要もあり、価格がSUS304よりも1.1倍~1.2倍ほど高くなります。

SUSXM7の名前の由来

ステンレスの鋼種名は、「SUS304」や「SUS410」などのように「SUS」の後に3桁の数字がつきます。「SUSXM7」のような鋼種名は独特ですがJIS規格にも認定された鋼種です。

XM7というのは開発中のナンバー名で、その性能がとても優れていたため、通称“XM7”で市場に広く流通されていました。 後にJISに認定されるとき(1977年)には、XM7という名が浸透していたので、そのまま「SUSXM7」が採用されました。

SUSXM7ねじの用途

SUSXM7はSUS304と比べて加工性が高いという特徴から、SUSXM7ねじは汎用性が高く、様々な種類のねじとして用いられています。

以下のようなねじで使用されております。

・特殊ボルト(脱落防止ねじなど)
・非磁性+小ねじ木ねじ
・非磁性+字穴付き
・タッピングねじ

脱落防止ネジやタッピングネジについてより詳しく知りたい方は、基礎知識記事がございますので、ぜひご覧下さいませ。

脱落防止ねじの記事はこちら
>>>脱落防止ねじの構造・仕組み・事例までご紹介!

タッピングネジの記事はこちら
>>>タッピングねじとは?特徴・種類からドリルねじ・木ねじとの違いまで解説!

特殊ネジ・リベット製造.comが提供するSUSXM7ねじの特徴は?

SUSXM7ねじは、特殊ネジ・リベット製造.comが得意としている製品の1つです。 SUSXM7ねじはタッピングネジや脱落防止ねじなどによく用いられますが、当社においても、タッピングネジや脱落防止ねじを数多く取り揃えております。 また、当社のSUSXM7ねじは、既存の金型を流用した「コストダウン」のを実現いたします。他にもお客様に合わせて最適な工法をご提案します。
続いて、特殊ネジ・リベット製造.comのSUSXM7ねじの製作事例をご紹介します。

SUSXM7ねじの事例①:ステンレス製 溝付ヒンジピン(φ5mm×36mm)
SUSXM7ねじの事例①:ステンレス製 溝付ヒンジピン(φ5mm×36mm)

SUSXM7ねじに関する当社の事例をご紹介いたします。

こちらは、SUS(XM-7)材で製作を行った特殊なヒンジピンの製作実績となります。当社では、定寸の製品であれば、社内でヘッダー金型を保有している為、金型の立ち上げコストなどイニシャルコストを抑えながら、製作が可能となっています。 また、製品の寸法精度や幾何公差について検査が必要となる場合においても、メーカーとの共同開発品である画像測定機を用いて、全数画像選別検査が可能となっています。これによりお客様先での不良率ゼロを実現しています。 また、横穴加工を実施してのヒンジピンの製作も可能ですので、鉄やステンレスなどの材料から当社までご相談ください。
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ネジ・リベット・段付きボルトに関するお困りごと、なんでも解決いたします!
ネジ・リベット・段付きボルトに関するお困りごと、なんでも解決いたします!

特殊ネジ・リベット製造.comを運営する株式会社カネコは、ネジの2次加工と冷間鍛造における日本屈指のプロフェッショナルとして、様々な特殊ネジや特注リベットの製造・2次加工を行ってきました。また当社は、全国各地にあるネジ加工のサプライヤーと構築した強固なネットワークを保有しています。そのため、当社によるVA/VE提案をするだけでなく、最適なネジ加工のサプライヤーも踏まえたコストダウン提案をすることができるため、お客様に最適な商品をお届けすることが可能となっております。

つまり当社では、加工技術にあまり詳しくないネジ商社と比較して、より安く、よりお客様のご要望に沿った締結部品を提供することが可能となり、これらの理由から大手メーカー様からも支持されてきました。

さらにカネコでは、製品の熱処理やメッキ処理、全数検査まで対応しております。当社では業界に先駆けて、画像処理選別機を開発・導入し、TS16949/ISO9001などの国際標準基準に対応した最新の検査システム開発を行っています。この最新検査システム「View Checker」では最大4台のカメラを内蔵し、1台あたり1/60秒の超高速画像処理を実現しています。4台のカメラでは、128ヵ所の計測と256ヵ所の特徴抽出を1秒間に15回行う能力があり、最小で±0.02㎜の寸法公差にもなる高精度検査にも対応します。
>>>View Checkerはこちら

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