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技術コラム

コネクタ嵌合ネジとは?コネクタ嵌合ネジの用途について詳しく解説!

形状と特徴

コネクタ嵌合ネジとは?

コネクタ嵌合ネジとは?

コネクタ嵌合ネジとは、その名の通り主にコネクタ同士を接続する際に使用するネジのことを指します。嵌合は、2つのパーツをはめ合うという意味ですが、コネクタ嵌合ネジは特に、コネクタ同士の接続を目的とする場合に使用します。※画像参照

嵌合ネジは、頭部は手でつまみやすい形をしております。頭部形状が大きいだけでなく、溝加工やローレット加工を施すことで、滑りにくい工夫をしています。
コネクタ同士の接続は、例えばデスクトップの裏側で手が届きにくい中で行う必要があることもあるかと思います。そのような際に、つまみやすい形状、また滑りにくい形状であることで、締結を行いやすくしております。

コネクタ嵌合ネジの特徴

コネクタ嵌合ネジの特徴①:掴みやすい頭部形状
コネクタ嵌合ネジの特徴①:掴みやすい頭部形状

コネクタ嵌合ネジは、先ほど紹介したように頭部を大きくすることでつまみやすくしたり、画像のように溝加工を施すことで滑りにくくしたり、その他ローレット加工を施したりして滑りにくくしております。
このような掴みやすい形状をしていることがコネクタ嵌合ネジの特徴です。

コネクタ嵌合ネジの特徴②:中ツバ部分で脱落防止
コネクタ嵌合ネジの特徴②:中ツバ部分で脱落防止

コネクタ嵌合ネジでは、コネクタから外れないように中ツバが作られることがあります。中ツバがあることで、締結を行っていないときでもコネクタからネジが外れないようになっております。
通常、コネクタ嵌合ネジは常にコネクタに付随しており、締結が必要な時にだけめねじ側と締結します。そのため、脱落防止機能は基本的に必要です。

嵌合ネジの用途

コネクタ嵌合ネジの用途①:端子の接続

先ほど紹介したように、コネクタ嵌合ネジはコネクタの端子の接続に使用されます。また、コネクタの端子同士を接続する際に欠かせないのが、嵌合台(かんごうだい)です。嵌合台は、コネクタ同士を接続する際の土台部分のことを指します。コネクタ嵌合ネジと嵌合台は基本セットで使用されます。

コネクタ嵌合ネジの用途②:端子の抜け防止

コネクタ嵌合ネジは基本常にコネクタに付随する形で、一回ごとに取り外しなどを行わないネジになります。また、初めに紹介したように電子機器の裏側などで使用し視認性が悪い状態で使用するため、そのような際にも脱落しないことが非常に重要です。
このように端子の抜け防止を目的に、コネクタ嵌合ネジは使用されます。

特殊ネジ・リベット製造.comが製造するコネクタ嵌合ネジの特徴は?

当社の特徴①:屋外用途に合わせた脱落防止機能を付加することが可能

バイク等の屋外で使用する嵌合ネジの場合、樹脂ではなく劣化に強い金属で作成した嵌合ネジが必要です。
当社では、ただの嵌合ネジではなく、セムスにしてゆるみ止めが可能な、振動にも強く屋外でも脱落防止効果を発揮する嵌合ネジを製作することが可能です。

当社の特徴②:特注のカスタマイズを行ったコネクタ嵌合ネジの製作が可能

樹脂と一体化したものは、もちろんオール金属、オールステンレスでのコネクタ嵌合ネジの製作が可能です。さらに、ワッシャーを取り付けたもの、中ツバをつけたものなど各種特注カスタマイズが可能です。
また、一般的な規格であるM2.6とUNC#4-40はもちろんのこと、各種サイズの特注製作や、サイズだけでなくニッケル系のメッキや各種メッキ処理も対応しております。RoHS規格にも対応しておりますので、まずは一度ご相談ください!

当社の特徴③:view checkerによる品質保証

さらに当社では、製品の熱処理やメッキ処理、全数検査まで対応しております。当社では業界に先駆けて、画像処理選別機を開発・導入し、TS16949/ISO9001などの国際標準基準に対応した最新の検査システム開発を行っています。

この最新検査システム「View Checker」では最大4台のカメラを内蔵し、1台あたり1/60秒の超高速画像処理を実現しています。
4台のカメラでは、128ヵ所の計測と256ヵ所の特徴抽出を1秒間に15回行う能力があり、最小で±0.02㎜の寸法公差にもなる高精度検査にも対応します。


>>>View Checkerについてはこちら

コネクタ嵌合ネジの製品事例をご紹介!

コネクタ嵌合ネジの製品事例①:篏合ネジΦ4×25-M2.6×26
コネクタ嵌合ネジの製品事例①:篏合ネジΦ4×25-M2.6×26

こちらの製品は、勘合台に使用する勘合固定の勘合ねじになります。脱落防止加工することが多く、インチサイズもよく流れております。 あらかじめツバを付けておき、マイナス溝は金型で成形し、切削加工をしまして最後にツバを切削して除去しながらC面をつけます。

>>>詳細はこちら

コネクタ嵌合ネジに関するお悩み・お困りごとは特殊ネジ・リベット製造.comまで!

特殊ネジ・リベット製造.comを運営する株式カネコは、ボルトやネジ、リベット、ピンなど様々な締結部品の2次加工と冷間鍛造における日本屈指のプロフェッショナルとして、様々な特殊ネジや特注リベットの製造・2次加工を行ってきました。

また当社は、全国各地にあるネジ加工のサプライヤーと構築した強固なネットワークを保有しています。
そのため、当社によるVA/VE提案をするだけでなく、最適なネジ加工のサプライヤーも踏まえたコストダウン提案をすることができます。

つまり当社では、加工技術にあまり詳しくないネジ商社と比較して、より安く、よりお客様のご要望に沿った締結部品を提供することが可能となり、これらの理由から大手メーカー様からも支持されてきました。

ネジ・ボルトに関するお困りごとはなんでも解決いたします。少しでもお悩みの方は、ぜひ特殊ネジ・リベット製造.comまでご連絡ください!

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