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技術コラム

圧入ピンとは?圧入ピンの用途と製品事例をご紹介!

圧入ピンとは?

圧入ピンとは?

圧入ピンとはその名の通り、圧入に使用するピンのことです。圧入とは、金属板などの母材に対して、ピンなどの部材を加圧、挿入することを意味しています。
そのような加圧により、板同士に反発し合う圧力が発生するため、板同士を接合することができます。

またこのような圧入ピンのなかでも、位置決めのために使用するものを、位置決めピンと呼びます。
位置決めピンは、ワークをしっかりと保持し、加工中にワークが動かないようにするために使用されます。 一般的には、対象物の2箇所の精度穴に位置決めピンを挿入して位置決めを行う場合が多いです。

圧入ピンはその他、固定目的で使用される場合があります。圧入ピンを使用することで、美しい仕上がりで、ワークを固定することが可能です。
圧入ピンはこのように、圧力に使用されるピンのことを指し、その中でも大きく「位置決め」と「固定」に用途、目的が分かれています。

圧入ピンの用途

圧入ピンの用途①:位置決め

さきほど、紹介したように、圧入ピンの中でも位置決めに使用するピンを位置決めピンと呼びます。
位置決めピンは、2つのワークが、ずれたりせず位置関係を保っている状態を維持するために使用されます。位置決めの際のポイントとしては、例えば、ワーク内で位置決めピン間の距離を最大にするといった、2つのワークの位置関係が効果的に決まるポイントで位置決めをすることが挙げられます。

また、位置決めを効果的に行うためには、ワークの材質や穴径を加味した最適なピンの選定が重要です。

圧入ピンの用途②:ワークの固定

圧入ピンはワークを固定する際にも使用されます。
圧入ピン以外にも、ワークを固定する方法はありますが、圧入ピンは熱による歪みが少なく、接合部の仕上がりも美しく、また、異なる素材の接合に適しているといった多くのメリットがあります。

また、専用の治具を使用することで、簡単かつ素早く圧入作業を行うことができます。
もし、穴径に余裕があり、ピンが動いてしまう際には、追加工としてローレット加工を行うことで、しっかりと固定することが可能です。

特殊ネジ・リベット製造.comが製造する圧入ピンの特徴は?

当社の特徴①:お客様のご要望にあわせた最適な圧入ピンをご提案
当社の特徴①:お客様のご要望にあわせた最適な圧入ピンをご提案

当社は、鉄やステンレス、銅、真鍮、炭素鋼など、様々な素材・材質の圧入ピンを取り扱っています。また、材質だけでなくΦ2~Φ10、長さは5mm~100mmと幅広いサイズの製造が可能です。

そして、お客様のご要望に合わせて、横穴加工、テーパー溝、R形状溝、面取り加工など、特殊な追加にも対応可能です。このような特徴を備えた当社だからこそ、お客様の使用用途などに合わせて、最適な材質の提案をすることが可能です。

当社の特徴②:圧造(冷間鍛造)によるコストダウンの実現

圧入ピンの全体形状の加工からピン先端の加工まで、圧造(冷間鍛造)によって加工することで、コストダウンをすることができます。
当社では様々なサイズの金型を保有しており、横穴加工をはじめとした様々な追加工のための冶具についても、多種多様なサイズで保有しておりますので、冷間鍛造に工法転換することでコスト削減につながります。もちろん切削加工での加工にも対応しております。


>>>締結部品のコストダウン事例一覧はこちら

当社の特徴③:view checkerによるピンの品質の高さを訴求

さらにカネコでは、製品の熱処理やメッキ処理、全数検査まで対応しております。当社では業界に先駆けて、画像処理選別機を開発・導入し、TS16949/ISO9001などの国際標準基準に対応した最新の検査システム開発を行っています。

この最新検査システム「View Checker」では最大4台のカメラを内蔵し、1台あたり1/60秒の超高速画像処理を実現しています。
4台のカメラでは、128ヵ所の計測と256ヵ所の特徴抽出を1秒間に15回行う能力があり、最小で±0.02㎜の寸法公差にもなる高精度検査にも対応します。


>>>View Checkerについてはこちら

圧入ピンの製品事例をご紹介!

圧入ピンの製品事例①:アヤ目ローレットピン(φ3×35)
圧入ピンの製品事例①:アヤ目ローレットピン(φ3×35)

こちらの製品は、φ3×35のローレットピンです。 ローレットの反対側の先面に関しては、金型で成型しております。
アヤ目ローレット部は、転造加工をしておりますが、特殊ネジ・リベット製造.comでは、アヤ目ローレットだけではなく、縦目ローレットなどにも対応しており、段付き形状など様々な形状のローレットピンを最適な方法でご提案させていただいております。

>>>詳細はこちら

圧入ピンの製品事例②:アヤ目ローレットピン(φ2.5×40)
圧入ピンの製品事例②:アヤ目ローレットピン(φ2.5×40)

こちらの製品は、φ2.5×40のローレットピンです。 供給用のつばを付けた平リベット形状で鍛造した後に、つばをもみ切りながら、転造加工しております。
サイズによっては、つばを付けずに鍛造した製品をパイプを利用して供給しているローレットピンもございます。

>>>詳細はこちら

圧入ピンに関するお悩み・お困りごとは特殊ネジ・リベット製造.comまで!

殊ネジ・リベット製造.comを運営する株式カネコは、ネジやリベット、ピンなど様々な締結部品の2次加工と冷間鍛造における日本屈指のプロフェッショナルとして、様々な特殊ネジや特注リベットの製造・2次加工を行ってきました。

また当社は、全国各地にあるネジ加工のサプライヤーと構築した強固なネットワークを保有しています。
そのため、当社によるVA/VE提案をするだけでなく、最適なネジ加工のサプライヤーも踏まえたコストダウン提案をすることができます。

つまり当社では、加工技術にあまり詳しくないネジ商社と比較して、より安く、よりお客様のご要望に沿った締結部品を提供することが可能となり、これらの理由から大手メーカー様からも支持されてきました。

ピンに関するお困りごとはなんでも解決いたします。少しでもお悩みの方は、ぜひ特殊ネジ・リベット製造.comまでご連絡ください!

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