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技術コラム

位置決めピンとは?当社の製品事例とコストダウンの秘訣まで徹底解説!

基礎知識

位置決めピンとは?

位置決めピンとは?

位置決めピンとは、主に複数の部品同士の相対的な位置関係を正確に固定、あるいは保持するために用いられる締結部品の一種です 。設計や製造の現場では「ロケーティングピン」のほか、用途や形状によって「ノックピン」「平行ピン」「リベットピン」などとも呼ばれますが、製品の組立精度を担保し、品質を安定させる上で極めて重要な役割を担っています。

位置決めピンの役割と機能

位置決めピンの最大の目的は、部品間の位置をズレなく固定することにあります 。

位置保持と固定
ピンの外周や先端に部品を当てる、あるいは穴に挿入することで、外部からの振動や衝撃を防ぎます 。

組立効率の向上
部品を筐体や治具に組み付ける際のガイドとして機能し、人為的なミスを減らすとともに、組立工程の正確性とスピードを向上させる効果があります 。

位置決めピンの多様な形状と種類

特殊ネジ・リベット製造.comでは、汎用品では対応できない特殊なニーズに応えるため、以下のような多様な形状のピンを製作しています 。

段付きピン
段付きピン

軸の径を段階的に変えることで、特定の深さで止めるストッパー機能や、異なる穴径の部品同士を連結する機能を持たせた形状です 。

横穴付き・溝付きピン
横穴付き・溝付きピン

軸部に横穴をあけて割ピンを通したり、樹脂成形やEリング固定用の溝を設けたりした、多機能なピンです 。

テーパー付きピン
テーパー付きピン

先端を円錐状に絞ることで、相手部品のザグリやV溝に当てて相手材の動きを制限することに用いられます。

中空ピン(パイプ形状)
中空ピン(パイプ形状)

芯部を貫通させることで軽量化を図るほか、内部に配線を通したり、半導体製造装置等でのエアー抜き通路として活用されたりします 。

ローレットピン

ローレットピン

ピンの外周に凹凸(アヤ目、縦目など)を転造加工で施したものです 。主に圧入して使用され、高い摩擦抵抗によって脱落防止や回り止めの効果を発揮します 。

特注位置決めピンの調達でよくある「設計・コスト・品質」の悩み

特注の位置決めピンを調達する際、設計開発や購買の担当者は、以下の3つの大きな壁に直面することがあります。

設計上の制約

カタログ規格品では、「あと数ミリ長いサイズが欲しい」「この位置にだけ横穴が欲しい」といった微細な調整が難しいケースがあります。 既製品の追加工では形状に限界があり、設計の妥協を強いられることも少なくありません。

「全切削」による高コストとロット問題

特注品は一般的にバー材を削り出す「全切削」で製作されますが、材料ロスが大きく、加工時間もかかるため単価が高騰します。 また、大手メーカーは極小ロットに対応せず、一方で小規模な加工メーカーでは量産時のコストダウン提案が乏しいという「ロットの壁」が存在します。

品質不具合とコンタミのリスク

手作業による検査や追加工時のバリ取りが不十分だと、金属屑(コンタミ)が基板のショートや機器の故障を引き起こします。 特に自動組立ラインでは、わずかな寸法不良がライン停止を招くため、安定した品質保証が強く求められています。

当社が提供する冷間圧造+切削二次加工による圧倒的なコストダウン

特注の位置決めピンのコストを大幅に下げる秘訣は、製作工程の「工法転換」にあります。 特殊ネジ・リベット製造.comでは、従来の全切削に代わり、冷間圧造(鍛造)と切削二次加工を組み合わせた最適な工程を提案しています。

材料を無駄にしない「冷間圧造」

丸棒から削り出す工法とは異なり、線材を金型内で塑性変形させて形を作る「冷間圧造」は、材料ロスを極限まで抑えることができます。 特に段付き形状やツバ付き形状の場合、材料費の大幅な削減が可能です。

カム式自動盤による高速な二次加工

圧造後の溝入れや先面加工には、70台以上保有する「カム式自動盤」を活用します。 NC旋盤に比べて量産スピードが非常に速く、かつ専用刃具により穴あけと面取りを同時に行うなどの効率化によって、月産数十万個から数百万個単位の量産でも圧倒的な低コストを実現します。

不良率ゼロを追求する「View Checker」による全数自動検査体制

自動車や半導体製造装置向けの部品では、極めて高い精度と品質の安定性が求められます。特殊ネジ・リベット製造 .comでは、一般的な抜き取り検査ではなく、独自開発の画像処理選別機「View Checker」を活用した全数検査を基本体制としています。

超高速・高精度な画像処理技術

「View Checker」は最大4台のカメラを内蔵し、1台あたり1/60秒という超高速で画像処理を行います。1秒間に15回、最大128箇所の計測と256箇所の特徴抽出を行う能力があり、量産品であっても精度を落とすことなく全数検査が可能です。独自の画像処理技術により0.02mm単位の読み取りを実現しており、±0.02mmクラスの厳しい寸法公差にも対応します。

異品混入や加工不良を徹底排除

このシステムでは、単なる寸法測定だけでなく、ネジ転造不良やタップの有無、ワッシャーの組み込み不良、異品混入、曲がりなども自動で検知します。2,000以上の検査プログラムを保存できるため、多種多様な形状の特注位置決めピンに対してもスピーディーな段取り替えが可能です。「不良ゼロ」を保証した製品を納品することで、お客様側の受入検査工数の削減や、自動組立ラインの停止リスク低減に大きく貢献します。

位置決めピンの特注製作事例をご紹介!

ローレット付き位置決めピン
ローレット付き位置決めピン

こちらは、ローレット付き位置決めピンの製品事例です。こちらの製品は、圧入するための縦目ローレットを転造加工にて入れております。

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Φ6×29-Φ2.3位置決めピン
Φ6×29-Φ2.3位置決めピン

こちらの製品は専用の位置決めピンになります。全切削にて製作しており、マット感の出る表面処理を実施しております。

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とがり先位置決めピン
とがり先位置決めピン

こちらはとがり先位置決めピンです。こちらの製品は金型を用いて、冷間圧造したのちに、カム式の自動旋盤にて先端の面付けを行っております。加工後は切削加工部を全数、画像処理検査機で全数チェックして出荷させていただきます。

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SWRM ノックピンΦ2×4プレス加工
SWRM ノックピンΦ2×4プレス加工

こちらの製品は打ち込み用のノックピンになりますが、冷間圧造と簡易的なプレスで作成しております。羽だしを2か所するのですが、簡単な金型の製作が必要になりますので、用途次第ではローレット等への変更を提案させていただくことがございます。

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位置決めピン・特殊ネジのお困りごと、何でも解決いたします!

位置決めピン・特殊ネジのお困りごと、何でも解決いたします!

特殊ネジ・リベット製造.comを運営する株式カネコは、ネジの2次加工と冷間鍛造における日本屈指のプロフェッショナルとして、様々な特殊ネジや特注リベットの製造・2次加工を行ってきました。また当社は、全国各地にあるネジ加工のサプライヤーと構築した強固なネットワークを保有しています。そのため、当社によるVA/VE提案をするだけでなく、最適なネジ加工のサプライヤーも踏まえたコストダウン提案をすることができるため、お客様に最適な商品をお届けすることが可能となっております。

つまり当社では、加工技術にあまり詳しくないネジ商社と比較して、より安く、よりお客様のご要望に沿った締結部品を提供することが可能となり、これらの理由から大手メーカー様からも支持されてきました。

さらにカネコでは、製品の熱処理やメッキ処理、全数検査まで対応しております。当社では業界に先駆けて、画像処理選別機を開発・導入し、TS16949/ISO9001などの国際標準基準に対応した最新の検査システム開発を行っています。この最新検査システム「View Checker」では最大4台のカメラを内蔵し、1台あたり1/60秒の超高速画像処理を実現しています。4台のカメラでは、128ヵ所の計測と256ヵ所の特徴抽出を1秒間に15回行う能力があり、最小で±0.02㎜の寸法公差にもなる高精度検査にも対応します。
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「専用のネジやリベットがほしい!」「特注や追加工が必要な締結部品は、価格が気になる...。セットで注文したら安くなる?」「在庫やサービスはどうなの?」こんなお問い合わせやネジに関するお困りごとは、なんでも解決いたします。少しでもお悩みの方は、まずは特殊ネジ・リベット製造.comまでご連絡ください!
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