リーマボルトとは？当社のリーマボルトの特徴や製品事例をご紹介！
リーマボルトとは
リーマボルトはズレ止めの役割を担う六角のボルトです。元々はドリルなどを使って、粗く削ってできた穴をリーマを使って高精度、かつ表面の粗さを無くし綺麗に加工した穴によく使われることから、このような名前で呼ばれています。
また、リーマボルトは先端以外の被締付部分にはねじ加工はなく、円筒部分の直径は穴径の部分よりも僅かに大きく、はめ合い交差になるように設計されています。
リーマボルトの材質
リーマボルトの材質としては、鉄やスチール・ステンレスなどが多く用いられます。用途によって必要な強度が違うため、熱処理や腐食防止の表面処理などの加工が施され、それらに適した素材が使用されます。
リーマボルトの特徴
リーマボルトには大きく2つの特徴があります。
①取付精度が高い
リーマボルトの円筒部分は穴径よりも大きく作られており、滑らかで精度の良いリーマ仕上げを施した穴に使用されるため、取付精度が高いという特徴があります。
特に機械部品などの製造においては、ねじによって生じた誤差によってズレが発生してしまうことは許されないため、高い精度が求められる機械部品の位置決めや継手などによく用いられます。
②せん断力に強い
リーマボルトの形状の一部が円筒部であり、打ち込まれた際に横方向からの荷重である「せん断力」をねじ部ではなく円筒部で受けることから強度に強いという特徴があります。
どちらの特徴もリーマボルトの胴部の形状が円筒であることが大きく関わっていて、この点が他のボルトなどと大きく異なっています。
特殊ネジ・リベット製造.comが提供するリーマボルトの特徴は？
リーマボルトは特殊ネジ・リベット製造.comが製作を得意としている製品のうちの一つです。
また、当社の強みはコストを低くできるところで、ある程度の定寸であれば金型が既に用意されているためイニシャルコストを抑えることができます。さらには、高精度なNC旋盤加工も扱うことで、研磨加工などの工程を無くし、コストをカットすることが出来ます。
リーマボルトの事例はこちら
リーマボルトの事例：産業機械用
こちらの製品は、頭部は六角形状となっていて、軸部にベアリングが圧入して使用されます。
圧造・トリーマーをしたあとに高精度なNC旋盤加工を追加で行うことで、研磨加工工程をなくすことができ、大幅なコストダウンを可能にしました。
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