ヒンジピンとは？ 由来と特徴・特殊事例について
特殊ネジ・リベット製造.comによるヒンジピンに関する基礎知識
特殊ネジ・リベット製造.COMでは、各種ネジ・ボルト・ピンといった締結部品の製造に関する基礎知識を紹介しています。こちらでは、ヒンジピンの由来や特徴に関する基礎知識と、特殊ネジ・リベット製造.comが得意としているヒンジピンの特殊加工について紹介をしています。
ヒンジピンとは？
ヒンジピンの「ヒンジ」とは、英語で "hinge" と書き、「蝶番（ちょうつがい）・丁番（ちょうばん）」を意味します。一般的に丁番は、ドアや箱などの開閉に必要な部品として用いられていますが、ヒンジは片側を固定して、もう片方が回転する機構という捉え方をすることもできます。そしてヒンジピンは、割りピンや止め輪、止めねじ等と一緒に用いられることも多いです。
また産業用のヒンジピンとしては、主に自動車や産業機械用に用いられています。
特殊ネジ・リベット製造.comが提供するヒンジピンの特徴は？
ヒンジピンは特殊ネジ・リベット製造.comが得意としているものの１つです。当社ではこのように様々な締結部品の製造を行っており、家具や自動車、産業機械、建築等の様々な業界の設計者の要望に応えてきました。
当社では、鉄やステンレス、銅、真鍮、炭素鋼など、様々な素材・材質のヒンジピンを取り扱っております。そのため、お客様の使用用途などに合わせて、最適な材質の提案をすることが可能です。
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ヒンジピンの事例①：産業機械向け ヒンジピン
続いて、当社が実際に製作したヒンジピンの事例です。
１つ目は産業機械向けのヒンジピンです。こちらの製品は、非常に一般的なものであり、形状を見ても決して珍しい製品であるとは言えません。しかし当社であれば、このような汎用製品の締結部品でも既存の金型を用いて成型することができるので、金型立ち上げなどのコストを抑えることもできます。
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ヒンジピンの事例②：自動車向け Eリング溝切り ヒンジピン
２つ目はトラックやバス等の大型ドアの蝶番の軸に用いられるヒンジピンです。特徴としては、軸の先端近くにEリング溝切りを施してあることです。
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また、製品の寸法精度や幾何公差について検査が必要となる場合でも、メーカーとの共同開発品である画像測定機”View Checker”を用いることで、全数画像選別検査が可能にして、これによりお客様先での不良率ゼロを実現しています。
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ヒンジピンの事例③：産業機械向け 大型ヒンジピン
３つ目は、産業機械向けのΦ10mm ヒンジピンの一つです。製作におけるポイントとして、組み付けの作業性を考慮し、大きめの先面を切削加工で付けております。
また、当社の溝付ヒンジピンの製造実績・ラインナップとしては、
（径）φ２ｍｍ～φ１２ｍｍ
（長さ）L１０mm～L１００mm
までの製作が可能となっています。
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ヒンジピンのコストダウンのポイントとは？
当社では、メーカー規格品にない特注ヒンジピンの製作を得意としており、近頃は非常に多くのお問い合わせをいただいております。特注ヒンジピンの加工において重要なポイントは、下記の3点にまとめることができます。
・既存金型を使用した鍛造加工
・カム式旋盤による溝入れ加工
・量産の場合は溝入れを転造に変更
詳細については、特殊ネジ・リベット製造.comがヒンジピンのコストダウンのポイントをまとめた下記の技術資料がございますので、以下のリンクより詳細をご確認ください！
ヒンジピン特注製作サービス
いかがでしたでしょうか。
当社では、ヒンジピンの特注製作サービスを行っております。
切削なら単品から試作対応、量産時は月産1000～100万本まで対応致します。
また、当社では、横穴加工、テーパー溝、R形状溝、面取り加工など、特殊ヒンジピンの量産加工いたします！
さらに、軸公差、溝位置、溝幅、溝径、すべて全数自動検査いたします！
以下のリンクよりヒンジピン特注製作サービスの詳細をご覧下さいませ！
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ヒンジピンに関するお困りごと、なんでも解決いたします！
特殊ネジ・リベット製造.comを運営する株式カネコは、ネジの２次加工と冷間鍛造における日本屈指のプロフェッショナルとして、様々な特殊ネジや特注リベットの製造・２次加工を行ってきました。また当社は、全国各地にあるネジ加工のサプライヤーと構築した強固なネットワークを保有しています。そのため、当社によるVA/VE提案をするだけでなく、最適なネジ加工のサプライヤーも踏まえたコストダウン提案をすることができるため、お客様に最適な商品をお届けすることが可能となっております。
つまり当社では、加工技術にあまり詳しくないネジ商社と比較して、より安く、よりお客様のご要望に沿った締結部品を提供することが可能となり、これらの理由から大手メーカー様からも支持されてきました。
さらにカネコでは、製品の熱処理やメッキ処理、全数検査まで対応しております。当社では業界に先駆けて、画像処理選別機を開発・導入し、TS16949/ISO9001などの国際標準基準に対応した最新の検査システム開発を行っています。この最新検査システム「View Checker」では最大4台のカメラを内蔵し、1台あたり1/60秒の超高速画像処理を実現しています。4台のカメラでは、128ヵ所の計測と256ヵ所の特徴抽出を1秒間に15回行う能力があり、最小で±0.02㎜の寸法公差にもなる高精度検査にも対応します。
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