真空ネジとは?由来と特徴・特殊事例について
特殊ネジ・リベット製造.comが提供する真空ネジに関する基礎知識
特殊ネジ・リベット製造.COMでは、各種ネジ・ボルト・ピンといった締結部品の製造に関する基礎知識を紹介しています。こちらでは真空ネジの由来や特徴に関する基礎知識と、特殊ネジ・リベット製造.comが得意としている真空ネジの特殊加工について紹介をしています。
真空ネジとは?
真空ネジは、真空装置に付けることでネジと本体の間に空気やガスが入るのを防止することが可能となるネジです。ネジを締結した装置を真空に置くことで、空気を吸い出せる機構となっています。
半導体やFPD、太陽電池などの真空環境を必要とする精密機器で使用されるケースが多いです。
また、真空ネジは、クリーンルーム内で使用されることが多いため、ステンレスの材質が一般的です。
特殊ネジ・リベット製造.comが提供する真空ネジの特徴は?
真空ネジは特殊ネジ・リベット製造.comが得意としているものの1つです。当社ではこのように様々な締結部品の製造を行っており、半導体製造装置や真空装置などの様々な業界の設計者の要望に応えてきました。
当社では、鉄やステンレス、銅、真鍮、炭素鋼など、様々な素材・材質の真空ネジを取り扱っております。そのため、お客様の使用用途などに合わせて、最適な材質の提案をすることが可能です。
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真空ネジの事例①:特注エア抜きキャップボルト(真空ネジ)
続いて、当社が実際に製作した真空ネジの事例です。
1つ目は、半導体製造装置の締結部品として使用される真空ネジです。本製品は、製品は強度を保ちつつ空気を抜くためにネジに貫通穴をあけていることが特徴です。そのために高い耐食性を誇るSUS材に細穴深穴加工を施しています。
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真空ネジの事例②:SUS 真空ねじ
2つ目は、真空装置の一部品として使用するSUS 真空ねじという製品です。本製品の加工における特徴は2点あります。1点目は、真空環境で使われるために貫通穴加工を行っている点です。2点目は、強度面を考慮した結果、細穴を要求されており、穴径が小さいために難しい加工を行っているという点です。
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また、製品の寸法精度や幾何公差について検査が必要となる場合でも、メーカーとの共同開発品である画像測定機”View Checker”を用いることで、全数画像選別検査が可能にして、これによりお客様先での不良率ゼロを実現しています。
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真空ネジに関するお困りごと、なんでも解決いたします!
特殊ネジ・リベット製造.comを運営する株式カネコは、ネジの2次加工と冷間鍛造における日本屈指のプロフェッショナルとして、様々な特殊ネジや特注リベットの製造・2次加工を行ってきました。また当社は、全国各地にあるネジ加工のサプライヤーと構築した強固なネットワークを保有しています。そのため、当社によるVA/VE提案をするだけでなく、最適なネジ加工のサプライヤーも踏まえたコストダウン提案をすることができるため、お客様に最適な商品をお届けすることが可能となっております。
つまり当社では、加工技術にあまり詳しくないネジ商社と比較して、より安く、よりお客様のご要望に沿った締結部品を提供することが可能となり、これらの理由から大手メーカー様からも支持されてきました。
さらにカネコでは、製品の熱処理やメッキ処理、全数検査まで対応しております。当社では業界に先駆けて、画像処理選別機を開発・導入し、TS16949/ISO9001などの国際標準基準に対応した最新の検査システム開発を行っています。この最新検査システム「View Checker」では最大4台のカメラを内蔵し、1台あたり1/60秒の超高速画像処理を実現しています。4台のカメラでは、128ヵ所の計測と256ヵ所の特徴抽出を1秒間に15回行う能力があり、最小で±0.02㎜の寸法公差にもなる高精度検査にも対応します。
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