六角穴付きボルトの特徴と使用時の困りごと・解決策のご紹介
特殊ネジ・リベット製造.comによる六角穴付きボルトに関する基礎知識

特殊ネジ・リベット製造.COMでは、各種ネジ・ボルト・ピンといった締結部品の製造に関する基礎知識を紹介しています。こちらでは、六角穴付きボルトの構造や仕組みに関する基礎知識と、特殊ネジ・リベット製造.comが得意としている六角穴付きボルトを使用する際の困りごと・解決策の提示をしております。
六角穴付きボルトとは?

六角穴付きボルトとは、頭部の形状が円筒形であり、そこに六角形の穴が空いているものです。六角穴付きボルトは他にも「キャップスクリュー(Cap screw)」や「ソケットスクリュー(Socket screw)」とも呼ばれることがあります。
六角穴付きボルトの締め付けは、六角レンチを使用し、主に固定・位置決めのための自動車部品として用いられます。
六角穴付きボルトの特徴

六角穴付きボルトは、①締め付け力が強い、②狭いスペースでも締め上げることができるという2点の特徴を持っています。
そのため、六角レンチを使用することで穴を損傷することなく、狭いスペースでも強く締め上げることができます。
六角穴付きボルトの締め付け時の注意点

六角穴付きボルトの締め付けは「六角レンチ」を用いて行います。
この締め付け作業における注意点は、①六角レンチのサイズ、②ボルトを締める方向の2点が挙げられます。
まず締め付ける道具である六角レンチはボルトのサイズに合ったものを選んでください。サイズが合っていないものを選ぶと上手く締め付けられないことにつながります。
次に六角レンチで締め付ける際は、六角レンチの長い方の先端を持ち右回しで締め付けを行います。手に抵抗が出てきたら短い方の先端に持ち替えしっかり本締めを行います。この時、締め付ける方向を左右間違えると、ボルトの破損、ボルト頭がなめてしまうことにつながるため注意してください。
六角穴付きボルトが外れなくなった場合は?
六角穴付きボルトが外れなくなる原因は、①ボルトの錆びつき、②ボルトの頭がなめたことの2点が考えられます。
まず、ボルトの錆びつきが原因だった場合は「浸透性潤滑剤」等の潤滑剤をナットとボルトの接合面全体にかけ、緩める作業に入ってください。こうすることで外す際の摩擦の軽減につながります。
次にボルトの頭がなめたことが原因だった場合、貫通ドライバー等をボルトに当て、貫通ドライバーの柄をハンマーで叩くことや、専用のドライバーを用いることが解決策としてございます。
このように、ボルトが外れなくなった場合は、外れなくなった原因に合わせて解決策を選んでください。
特殊ネジ・リベット製造で提供できる六角穴付きボルトの特徴

当社の六角穴付きボルトは、材料としてチタンを使用しており、軽量かつ強い強度を持つ六角穴付きボルトの製造を実現しております。そのため、自動車部品としてのご利用が最適です。
また、特殊ネジ・リベット製造では、多数の六角穴付きボルトを提供しております。お客様の要望に合わせた製造、コストダウン提案も可能です。
軽量かつ強い強度を持つ六角穴付きボルトや、その他お客様の要望・用途に合わせた生産をご検討の際は、特殊ネジ・リベット製造.comまでお気軽にお問い合わせください。
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